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思うように生きましょう。日々の出来事や海外一人旅、地元仙台や第二の故郷北海道について思うところを書いていきます。
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日本語教室で先生体験
 Category:ラオス一人旅(2008)
PM 6:00
例のマッサージ屋にユーヤと行くと、STAFFみんなマッサージ用の椅子で寝てた。
平和だなぁ。。

日本語教室は、マッサージ屋の隣にあるレストランの脇道を入ったところにある。
具体的には、脇道を入るとお寺があり、そこを右に行くと小さな教室が3つある。
そのうちの1つが日本語教室だ。
(他にも英語教室とかあるらしい)

IMG_1224.jpg教室の中は、空気がこもっていてちょっと暑い。
見た感じ、小学校に入りたてくらいの子供から、お寺のモンク、普通のおっさんまでいる。
年齢問わず、皆熱心なんだ。
本来の先生が簡単に僕らのことを説明してくれて、
「日本語で言ってくれたらあとは私がラオス語に略して発音しますから自由にやってください」
と。ありがたい。
教壇に立って見渡した。
これが、「クラスを持つ」ということか。
小学校の先生を目指していたときがあった自分としては、
その新鮮な風景に感動した。
「こんにちはー!」
と元気良く日本語で声をかけると、
「コンニチハー」と返してくれる。

IMG_1234.jpg指差し会話帳を見ながら、ホワイトボードに名前や年、性格を書き簡単に自己紹介。
日本語とラオス語の双方で書き、理解しやすいようにもした。
性格で、エロとかキチガイとかをラオス語で書いたら、皆笑ってくれた。
エロは全世界共通です!(笑)

開始して3分。
本来の先生がこんなことを言い出した。

「私、これから英語の授業があるので帰ります。終了間際に戻ってきます。」


え、えー!!
ラオス語の担当はだれよ!?
不安と同時に、ワクワク感もこみ上げてきた。

「ノールール、つまり誰にもチャチャ入れられずに自由に授業できる!」
幸い、指差し会話帳には、ラオス語の発音も載っていた。
これがあれば大丈夫。

IMG_1216.jpg授業では、自分なりにルールを設けた。
・はっきりと、大きな声で
・日本語をホワイトボードに書く
・日本語とラオス語の両方を発音する
・たまに笑いを取る
・日常で使えるものを教える
・たまに質問をして双方向授業



彼らは非常に熱心だ。
何か1つ教えたら、必ずといっていいほど質問をしてくる。

「もう一度ラオス語でお願いします」
「もう一度日本語でお願いします」

こうやってその場で解決させていくんだな。
中には、笑える質問もあった。
「女たらし」と「キチガイ」を教えたら、

「あなたは 女たらしですか?」
「あなたは キチガイですか?」って。

IMG_1229.jpgラオス語の発音は、難しいものは前に座っている生徒に聞いて、皆に伝えたり、
たまに「あなたは○○ですか?」ってみんなに聞いてみて、
「はい、○○です」「いいえ、○○ではありません」と言ってもらったり。
彼らのノートも見せてもらった。
ホワイトボードに書いたものを写す。
帰ったらこれで復習すれば覚えやすい。
写真を見たら分かると思うけど、あくまで「実用的」なものを教えました。
何を教えているんだよ!というつっこみはナシで(笑)


途中、休憩も入れつつ、日本の曲もアカペラで3曲ほど歌った。
・チェリー(Spitz)
・夜空ノムコウ(SMAP)
・また会う日まで(民謡?)

IMG_1238.jpgもうしびれました。
授業をするのがこんなに楽しいなんて!
あっという間の2hours。
一番前に座っていた、丸こめ君(6~8歳くらい)が一番熱心かつノリが良く、
俺が「おいしい」を「オイスィー!」って大きな声で言ったら真似してくれたし、
「もう一度発音」って何回も言ってくれた。
彼が一番早く日本語覚えるかもしれない。

最後に写真を撮って終了。
帰りがけに、「先生さようなら!」っていろんな人に言われてめっちゃ感動した。
。。。先生、本気で今から目指してみようかな。。。


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目次→ラオス
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ラオ・マッサージ屋での出来事
 Category:ラオス一人旅(2008)
今日も晴天。
さすが、THE晴れ男!

朝の晴天の空の下散歩していたら、ユーヤと会った。
話の流れで、日本語をラオス人に教えることができるという学校に行こう!ということになった。
というのも、昨日の夜、みんなで飲んだところにいた日本人女性が、近くの学校で日本語を教えてきた、といっていて、うちら2人が気になっていたからだ。
その学校への行き方もなんとなく聞いていたので、探しに行ってみた。

しかし、いくら探せど見つからない。。。

小道を歩きながら、今日見た夢の話になり、ユーヤが

「いやー今日犬と猿に永遠に追いかけられる夢を見ましたよー」

って。
追いかけられる夢って何かに追い詰められている、だっけ?

その話を聞いた直後に前を向いたら、歯をむき出して唸っている犬が目の前にいるじゃないですか。。。
いかにも我々に飛び掛ってきそうな。。。

IMG_1195.jpg1,2,3でもと来た道をダッシュで逃げた。
そしてその犬も追いかけてくる!

やばい!
こんなところで狂犬病になってしまったら面倒なことになる!
たぶん、人生で一番早く走ったと思う。
とにかく犬にかまれないためにも、サンダルダッシュ!
しかしその代償は大きかった。
俺は腰を痛め、ユーヤはサンダルが壊れた。
腰はなんかチクチクする痛み。。。
怖かった。。。犬恐怖症になっちまったよ。。。
歩いてたらたまたま靴修理屋の露店があったので、ユーヤのサンダルを直してもらった。
うまくくっついた。


IMG_1202.jpg学校は結局見つけることができなかった。
シェイク(15000K=60B)、カオソーイとペプシ(13000K=52 B)を買って終了。
(画像はカオソーイです。坦々麺みたいな感じで、激ウマ!)
いやーラオスの食事は本当にうまい!

シェイクを飲んでいる途中、ユリという日本人と知り合った。
自分の知り合いに似ている、二十歳の大学生だ。
旅サークルというサークルに入っていて、気ままに一人旅しているんだって。
俺ももう少し早く旅に目覚めていれば、ガンガン世界中を旅したのにな。。。


犬に追いかけられて痛くなった腰を治療しにマッサージ屋へ。
先日オイルマッサージに来たところと同じ店。
ラオトラディショナルマッサージが60分で40000K=160B。
オイルマッサージより気持ちいいわ。
でも、タイマッサージに比べると力が弱い。。
ちょっと痛いくらいが気持ちいいって感じる自分は、M?

終わってから、マッサージ屋の店員さんと指差し会話帳でラオス語の発音を教えてもらいながらラオス語で会話した。
日本語もいくつかレクチャーしていたら、マッサージ屋のボスがやってきた。
ボス、、、女性なんだけど、見るからにボス、という感じだった。
ゴージャスで大きくて。。。(笑)
ボスも日本語には興味津々だったねー。
レクチャーしていたら、焼きうどんとリプトンのレモンティー、ミネラルウォーターをおごってもらった!!
別に見返りを求めていたわけじゃないけど、お腹もすいていたし、ご馳走になりました。

日本語のレクチャー最中に、こんなことを言われた。

「PM6:00から近くの学校で月~金に2hours、日本語教室をやっているから、ぜひ教えに来てくれないか?」

きたー!!
探していた日本語教室がこんなところで見つかるなんて!
もちろん、よろこんでOKした。
聞くと、ここの学校は、ボランティアで教えているところで、ラオス人はあまりお金を持っていないからということで無料で開催しているみたい。
このような日本語学校の他にも、お寺などで日本語をレクチャーするところもあるみたいだけれど、そこではルアンパバーンの発展のためか寺院発展のためか、寄付が必要みたい。
今日俺が行くところは、お寺とは関係がないから、寄付は必要なし。

帰りがけにグレープフルーツももらいました。

話をしてて思ったけど、すごく日本語を習得するのに熱心だ。
今は会話に指差し会話帳を浸かっているけど、ラオス語⇒日本語の指差し会話帳ができれば、勤勉な彼女らはすぐに覚えることができるんじゃないかな?

このことをユーヤに話したら(また突然、道端で会った)、ユーヤもぜひ行きたいとのことで、夜に2人で行くことにした。

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日本人との出会いと幻のビアラオドラフト(ルアンパバーン)
 Category:ラオス一人旅(2008)
IMG_1189.jpgIMG_1191.jpg









お腹もすいたことで、少し早い夕食をとることとした。
なんとなく豪華に食べたい気分だった。
お昼に言った”THE PIZZA”というカフェに再度行き、フライドライスwithチキン、フライドフィッシュwithレモン、ビアラオ1本を頼んだ。
これで67000K、日本円にして約840円だ。
少々高いが、現地のものを食べれるということで問題ない。
フライドライスは、うまくもなくまずくもなく、普通。
しかしフライドフィッシュはレモンとの相性も抜群で、文句なしにうまい。
さらにビールも飲んで、至福の時を味わった。
このようなスローライフ、旅人はこれを味わった後、どう思うのか。
東京の生活がやっぱりいい、と思うのかなあ?
観光は観光であり、旅は旅であり、その瞬間は良いと思うけど、ここに一生住むというのは考えられない。
かといって、東京が最高だとも思わない。
なんだかんだで、地元、仙台が一番良いのかも。


ナイトマーケットに再び繰り出した。
昨日頼んでおいた布団カバーができあがっており、枕カバーとあわせ、140000K、約1700円。
かなり高い買い物をした。
(ちなみに枕カバーは日本で使ってすぐ壊れた。。。)
また、大きめな布をお土産用に、90000K(約1125円)、テーブルクロスを80000K(約1000円)、テーブルクロス小を2つで165000K(約2100円)と買い、かなり豪遊というか、買い物をしてしまった。。。

またコータとばったり会い、いろいろまわりつつ話していたら、日本人らしき男性が近づいてきた。
どこかでみたことがある。。。
思い出した、シェンクワンからルアンパバーンに向かう途中、子供とキャッチボールした集落があったが、そこに彼はいた。バスは違かったが、めがねが印象的だったから覚えている。
しかも、ルアンパバーンのゲストハウスも一緒だった。ゲストハウスを出る際に彼がチェックインをしていた。
これは何かの縁だと思い、話しかけ(名前はユータ)、飲みに誘った。
飲みに行く最中、早稲田の学生とも知り合い、さらに学芸員とも知り合い、男5人でビール(1本10000K、約125円)を飲んだ。
たわいもない会話でかなり盛り上がれる。
どうやら自分は日本語を欲していたようだ。

IMG_1192.jpg帰り道、日本語がペラペラなラオス人女性が商売をしているところを通りかかったとき、どこかで見た顔だな、と思った。
思い出した。。
2年前、ルアンパバーンを訪れた際、日本語があまりにも上手で印象的だった子だ。
なんと、また会えるなんて!
相変わらずペラペラで、思わず日本語で話しかけてしまう。
りっちゃん、って自分で自分のことを言っているのだけれども、
「カレシハデキマシタカ?」
「ニホンジン、スコシトモダチイル」
「イモウトハケッコンシタノニ、リッチャンハカワイクナイカラデキナイ」
とか、もう日本語ぺらぺら。
商売しているうちに覚えていったのだろうな。
それにしても、また会えるとは思っていなかったから、正直嬉しかった。

俺が離している間に、学芸員とコータが戻ってきて、飲みなおすことになった。
ビアラオドラフトというものがあり、安くておいしいらしい。
いろいろなレストランに聞いてみると、ある!と言うが、深く聞くと、ビアラオダークと勘違いしていた。
ドラフト、と、ダーク、発音が似ているからだろう。
結局見つからず、幻に終わってしまった。
ここで3人で普通のビアラオ2本(6000K、約75円だけ払い、あとは学芸員が出してくれた)あけた。

帰りにハンバーガやさんがあった。
見るからに、めっちゃうまそう!!
1個15000K、190円だ。
マックのハンバーガーより高いけど、、、飲んだ後のハンバーガーがおいしそうに見えすぎる。。。
誘惑にまけて買ってしまった。
予想以上にうまい。
肉がジューシーだ。

ゲストハウスに戻り、睡魔が襲ってきて、そのまま眠りについた。



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食事事情と小学校の子供たち(ルアンパバーン)
 Category:ラオス一人旅(2008)
朝、8:00に起き、ゲストハウスのスタッフに洗濯をお願いした。
たいていのゲストハウスではやってくれます。
ここでは、1kg=10000Kでした。


IMG_1069.jpg朝ごはんはなんとなく麺が食べたかった。
2年前、ツバサと食べた麺がある露店はまだあるかなぁ?
そう思って行ってみると、あった。
しかし、2年前も同様、メニューがない。
地元の人用の露店だからかな。
メニューがないのに困っていて、周りを見渡してみると、おいしそうな麺、だけど見たことがない麺を食べている青年がいて、これと同じものをと頼んだ。
カオプンってやつだと思う。
ソーメンのあったかくて辛いもので、肉が沢山入っている。
味もなかなかだ!10000K=40Bというのも安い。
隣の青年、何か私に言おうとしているが、言葉がでないみたい。
すると、パクチーを丸めて、カピというえび味噌(茶色いクリーム状のもの)をつけて食べるとおいしいぞ、のような仕草をしてきた。
なるほど、現地の人はパクチーをこうやって食べるのか!
その期待を見事に裏切られた。。。
まずい。。。これほどまずいものを久々に食べた。。。
パクチーそのものは、こちらの食べ物に入っているものは何の問題もないのだけれど、やはりカピと一緒だとまずいのか。。。


IMG_1071.jpgIMG_1072.jpg









朝は路地で市場もやっている。
生きた魚や蛙、果物等を売っており、現地に住む人たちが買い物に来ている。
何か買おうかとも思ったけど、どう調理してよいのか分からず、見るだけで終わってしまった。
今から思えば、その場で調理してもらったり、果物とかは持ち帰って食べてもよかったと思う。

水を3000K=12Bで購入し、一度ゲストハウスへ戻った。
入り口で、バスで一緒だったドイツ人女性2人がいたので、昨日の値段交渉の話(かわいい、とか、美しいとか言って安くしてもらう方法)をしたら、それは男性しか使えないって笑われた。
確かにそうか!


IMG_1119.jpgIMG_1083.jpg









落ち着いたオープンテラスのカフェ(PIZZAというカフェだったが、おそらくピザが一番の売りなのであろう)でラオスのアイスコーヒー2杯とフレッシュフルーツサラダを頼み(全部で200B)、日記を書いた。
風がなく、扇風機でなんとか風を作ってもらった。
日中はやはり暑い。昼間はこういうカフェでまったり過ごすのが正解だ。


IMG_1148.jpgIMG_1149.jpg









やることも今日は特になかったので、南の方へ散歩へ。
しばらく歩くと、小学校が見えてきた。赤十字サウナの近く、ワットビスンナラートの隣にある小学校だ。
そこの小学校の前に小さな土手があるのだが、そこで子供たちが遊んでいた。
カメラを向けると一人、もう一人と集まって来て、パフォーマンスをしてくれた。
Tシャツを見せびらかしたり、戦う仕草をしたり。
みんな目立ちたがり屋+カメラに興味があるんだ。
ラオスの、こうやって言葉は通じないけれど、何かと仲間に入れてくれる環境が大好きだ。


IMG_1180.jpg焼き鳥(1本2000K、めっちゃうまかった!)、くし団子のようなもの(1本10000K、ちょっと高い。。。)、オレオミルクシェイク(8000K)とかで昼ごはんの代わりにした。
普通にカオソーイとか麺を食べたほうが安かったか。。。
プーシーにも上ったが、入場料が20000Kだった。
おととし来た時は10000Kだったのに、なぜ値上げしたのだろう?
汗だくになりながらも上ったが、そこから見える景色は2年前と変わらず、そのためか感動は薄かった。




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ルアンパバーンはメコン川に面した町であるため、すぐ川を眺められる。
川沿いを歩くと、ボートツアーはどうだ、と毎回声をかけられるが、慣れるとそれも心地よいというか、声をかけられなくなると物足りなさを感じるくらいになってしまう。
基本、話し好きの人が多いから、ボートツアーを断りつつ、いろんな話を教えてくれる。




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ナイトマーケットと迷子(ルアンパバーン)
 Category:ラオス一人旅(2008)
IMG_1271.jpgナイトマーケットに繰り出した。
ルアンパバーンのナイトマーケットは、バンコクやチェンマイのナイトマーケットとは異なり、すごく静かで、客寄せもなく、ただ優しい声で「サバイディー」というだけだ。
買い物をするものとしては、それくらいが気持ちがいい。

お腹がすいたので、ビュッフェの出店へ。
ここのビュッフェは2年前もあり、5000Kでプレートに盛れるだけ盛る形式。
日本円にして80円でお腹いっぱいになるのだ。
ごはんは少しさめているが、この価格にしてはかなり贅沢ができる。

買い物も本格的に始めた。
ルアンパバーンの人は根が優しいのか、流されやすいのか、はたまた俺の押しが強いのか、半額くらいまで下げることが可能である。
英語がある程度通じるので、カタコトの単語を並べたり、基本的なラオス語の本を見せながら交渉だ。
例えば、初めてルアンパバーンに来たから安くしてくれ、あなたはかっこいい、あなたはかわいい、さっきの店はもっと安かった、あなたが好き、愛しています、etc。。。
だいたい値段の1/3を自分で提示し、そこからお互いに歩み寄る。
相手が高い値段から折れなくなったら、「別なところを探す」といって立ち去ろうとすると、「How much??」と聞いてきてさらにまけてくれるところが多い。
言葉が分からなくても大丈夫。
電卓が用意され、それでお互いに希望の額を打ってやりとりする。

交渉の結果、
布2つ 300B→250B
ティッシュケース 100B→80B
ティッシュケース 100B→70B
スカーフ2つ 300B→160B
茶っ葉5個 100000K→45000K(単体で買うと1つ25000K)
布団カバー 230000K→125000K

布団カバーについては、自分の家のベッドのサイズに明日までに作り直してくれると言ってくれた。
顔忘れて明日布団カバーをもらいそこねないように写真を撮った。


IMG_1061.jpgいろいろまわっている途中、店員にサバイディと声をかけられた。
それにつられて、出店の前に座ったら横から声をかけられた。
「日本人ですよね?」
見ると、日本人の男(名前は広太)が交渉中だった。
交渉を手伝いつつ、一緒にレストランにいかないかと誘い、ビアラオを飲みながらいろいろと話した。

彼の話を聞くと、自分よりすごい体験をしていて、うらやましくも思った。
年下で、大学2年生にして海外一人旅。
俺もそのくらいから始めれたらなぁ。。。
タイから入ったのだが、路上の犬をかわいがっていたら、なんとその犬が狂犬病持ちで、噛まれたというのだ。
狂犬病は、感染すると神経を冒され、最終的に凶暴化して死に至る病気だ。
発病してしまったらほぼ確実に死亡するが、潜伏期間がある。
彼は噛まれてからすぐに病院へ行き、現在も治療中だという。

狂犬病だけで終わればよかったのだが、、、まだ興味深い話を持っていた。
タイで、日本語うまいタイ人と仲良くなり、家に泊めてくれると言われたそうだ。
その時、タイ人に「レートのいい両替を私の知人がやってくれる」といわれ、2万円を渡したのだが、消えてしまったって。。。それからある意味人間不信だって。

1つの旅でこれだけのアクシデントが続くなんて。。。
狂犬病は、その犬に近づかないということである程度予防できるし、両替も、一緒についていったり、キープを見るのが先だ、といって待つのがいい。
初の海外一人旅だから、日本的な感覚でそうなってしまったんだろうな。。。
2万円を渡してばっくれるって常套手段だ。
日本人は海外旅行に来るくらいだからお金を持っている。
そこでお金がない、というのは、彼らにとっては理解できないだろうな。
お金があるから海外にきたんだろ?って。

でも、こういう経験は後にいかされると思う。
次はどうすればいいかが分かるし、何かを行うときに背中を押してくれる。
話のねたにもなる。
そういう意味では、彼はいい経験したと思う。


帰り道、迷子になった。
というのも、ナイトマーケットが終わる10:00以降、電気もほとんど消え、真っ暗闇なのだ。
建物もどれも同じに見える。
地図はもっているが、泊まっているゲストハウスへの道が、どう探しても見つからない。
人に聞いても、そんなゲストハウス知らない、と言われる。
ニーシャっていうインドレストランの近くなのに、そこも分からないといわれた。
1時間くらい歩き回ったが、だめだった。
こりゃ野宿かな。。。。

何人かのラオス人は、周りの人に聞いてくれたりしてめっちゃ嬉しかった。
ラオス人は本当に優しくていいなぁ。

最終手段だ。
民家に入って聞いてみよう。
幸い、玄関が開いている家があった。
家族でテレビを見ている最中だったが、その中の女の人が一緒に探してくれるって言ってくれた。
涙が出るほど嬉しかった。
見ず知らずの人にこんなにも優しくしてくれるなんて。。。

途中まで一緒に探してくれたけど、そのゲストハウスは見つからず、でもインドレストランの話をしたら、
「ここを右に曲がったところに、ニーシャかは分からないけどインドレストランがある。そこに行ってみて!だめだったらまた戻ってきて!」
こういわれ、その通りにいったら、本当にニーシャがあった!
そこを曲がったらゲストハウスもあった!!
ありがとう!!!

IMG_1041.jpg実は、ゲストハウスの名前も覚えていなく、たまたまチェックインして外にでるときに撮ったゲストハウスの写真に名前が載っていて、それを頼りにしていた。
もし写真を撮っていなかったら、、、と思うと今でもぞっとする。

その日は疲れ果てて、そのまま深い眠りについた。




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