Things that I learned from mini basket
2006/08/07 12:32:57 (Mon)
Category:日記
今日は、旅の日記はもう少し待ってもらって(というのも、実家ではSDカードリーダがないので、写真をアップできないのです)、ミニバスの思い出を書きます。
ミニバスとは、ミニバスケットボールの略で、小学校でのバスケです。
ボールは一般のより小さく、リングの位置も低いです。
私は、小学校2年生の時に当時のチームに見学にいき、その後何回も通い、3年の夏に入団しました。
小学校4年生までは、それは楽しい楽しい練習でした。
怒られる事もなかったですし。
小学校5年生になり、うちの監督は近くの大学からコーチを連れてきました。
彼の練習は、とてもとてもとても厳しかったです。
小学校5年生のころは、それでもまだ僕らは最高学年ではなかったし、1個上の先輩が全国大会準優勝という快挙を成し遂げたので、「勝利」とか「優勝」を味わうたびに、厳しい練習に耐えてよかったなって思えました。
そして、僕らが最終学年になりました。
練習は相変わらず厳しく、スリーメン10往復、笛ダッシュ、ボールを床におとさないでキャッチ、馬とび&ハーキーのサイクル等等。。。
集合は必ず全力ダッシュ。
チームに一人でもダッシュしなかった人がいたら、やり直しになり、みんなで遠くの壁をダッシュでタッチしてダッシュで戻ってくる。
ノーマークシュートをはずしたら殴られ、1on1をしなかったら殴られ、キャッチミスしたら殴られ。。。
基礎練習が中心で、たぶん能力はぐんぐん伸びていったと思うけど、それでもなかなかうちのチームは勝てませんでした。
いつしか練習にいくのが怖くなってた記憶があります。なんというか、家で練習の準備をする前に感じる胸のモヤモヤがそれを語っていたと思います。「また殴られるかも。。」って。
でも、その気持ちが変わった試合ってのを今でも覚えています。ミニバス生活のなかで一番記憶に残っている試合です。
それは、7月の夏の県大会。トーナメント1回戦が、優勝候補の相手(今東芝のバスケチームで活躍している志村選手がキャプテンだったチームですね)との対戦。
対戦相手が決まってから、僕はコーチに、この志村選手を徹底マークしろ、とのミッションを受けました。
このとき、志村選手の強さはわかってたのもあり、子供ながら、「よっしゃ!おれがこいつを守りきれば勝てる!やってやる!」って思ってました。
試合当日、ほぼフェイスガードで守った。
オフェンスでは、みんながうまく得点をとってくれて(僕も少しは得点にからめたと思います)、シーソーゲーム。4Qの残り半分くらいで、うちが僅差でリード。
うちのキャプテンが志村選手を挑発したのも覚えています(ち挑発、といっても、「カットしてみろよ!」みたいな感じです)。
結果、2点差くらいで勝ったのですが、このときが、ミニバス生活で一番うれしかった瞬間でした。
優勝候補を倒した、チームみんなで頑張ったし、ミッションもこなせたって。
その後、隣の小学校と対戦し、相手がオールコート3-1-1をしかけてきて、攻めれてなかったときに、コーチが対策を教えてくれて、それが見事に効いて勝ち、東北大会出場権を得ることができました。
厳しい練習に耐えるだけの価値がある。
子供ながら、本能的にそう感じたと思います。
それから、厳しい練習に臨む意気込みも「いやだなー」から「よっしゃやってやる!」に変わりましたし、いいプレイをするとコーチがほめてくれたり、シュートを決めたらガッツポーズをしてくれたり、それがめっちゃ嬉しかったし、コーチにどうすればうまくなるか質問するようにもなりました。
ちなみに、うちのチームは「ノート」を個々人で所有していて、練習や試合後、家についてから、その日の反省や感想、コーチや監督に聞きたいことや要望を書き、次の練習で提出していました。
その次の練習で、彼らがコメントを加えてノートを返してくれます。
口では直接言えなかったり、今思っていることをノートにかいて提出することで、監督やコーチも自分たちがどう思っているのかがわかるし、時間がなくて言えなかったこともコーチや監督はノートを通じて言うことができます。
これ、けっこういいシステムだと思うので、ミニバスを指導している人やこれからしようとする人は、やってみてはいかがでしょうか?
話は戻りますが、運命の皮肉か、全国大会をかけた冬の県大会、準々決勝の相手は志村君率いるチームでした。
結果、2点差で負けてしまい、僕らはそこで終わってしまいました。
何年かして、コーチが大学を卒業するときに、ミニバスのみんなが集まって食事会を開いたとき、コーチは
「おまえのシュートは、チームの流れを変えれる。だから勝負所で何度も助けられた」
と僕に言ってくれました。この言葉は、今の僕の自信にも繋がっています。
なんで変えれるかは分からないけど、そういうもんで、もしかしたらセンスだったのかもしれない。
うちのチームの練習は、基礎がほとんど。自分でいうのも変ですが、今思えば、僕がここまでこれたのも、ミニバスで基礎をみっちり練習してきたこと、厳しい練習に耐えてきた自信、これらの影響が強いと思います。
つらさの中や延長上に楽しさ、嬉しさがあるということをなんとなくだけど学び取ったのは、ミニバスを通じてでした。
コーチは厳しかったけど、尊敬できる人で、今でも感謝し続けています。
たまにノートを見返し、アドバイスを頂いたりしています。
===========================================
めぞん一刻が実写版で出てくるらしく、ヒロインが伊東美咲らしいですね!
しかも、男主役の五代裕作役は一般オーディションから選出のこと!!
どうしよう!!応募してみようかな!!!なんてね。
今日、船で仙台を離れ、札幌に戻ります。それでは。
ミニバスとは、ミニバスケットボールの略で、小学校でのバスケです。
ボールは一般のより小さく、リングの位置も低いです。
私は、小学校2年生の時に当時のチームに見学にいき、その後何回も通い、3年の夏に入団しました。
小学校4年生までは、それは楽しい楽しい練習でした。
怒られる事もなかったですし。
小学校5年生になり、うちの監督は近くの大学からコーチを連れてきました。
彼の練習は、とてもとてもとても厳しかったです。
小学校5年生のころは、それでもまだ僕らは最高学年ではなかったし、1個上の先輩が全国大会準優勝という快挙を成し遂げたので、「勝利」とか「優勝」を味わうたびに、厳しい練習に耐えてよかったなって思えました。
そして、僕らが最終学年になりました。
練習は相変わらず厳しく、スリーメン10往復、笛ダッシュ、ボールを床におとさないでキャッチ、馬とび&ハーキーのサイクル等等。。。
集合は必ず全力ダッシュ。
チームに一人でもダッシュしなかった人がいたら、やり直しになり、みんなで遠くの壁をダッシュでタッチしてダッシュで戻ってくる。
ノーマークシュートをはずしたら殴られ、1on1をしなかったら殴られ、キャッチミスしたら殴られ。。。
基礎練習が中心で、たぶん能力はぐんぐん伸びていったと思うけど、それでもなかなかうちのチームは勝てませんでした。
いつしか練習にいくのが怖くなってた記憶があります。なんというか、家で練習の準備をする前に感じる胸のモヤモヤがそれを語っていたと思います。「また殴られるかも。。」って。
でも、その気持ちが変わった試合ってのを今でも覚えています。ミニバス生活のなかで一番記憶に残っている試合です。
それは、7月の夏の県大会。トーナメント1回戦が、優勝候補の相手(今東芝のバスケチームで活躍している志村選手がキャプテンだったチームですね)との対戦。
対戦相手が決まってから、僕はコーチに、この志村選手を徹底マークしろ、とのミッションを受けました。
このとき、志村選手の強さはわかってたのもあり、子供ながら、「よっしゃ!おれがこいつを守りきれば勝てる!やってやる!」って思ってました。
試合当日、ほぼフェイスガードで守った。
オフェンスでは、みんながうまく得点をとってくれて(僕も少しは得点にからめたと思います)、シーソーゲーム。4Qの残り半分くらいで、うちが僅差でリード。
うちのキャプテンが志村選手を挑発したのも覚えています(ち挑発、といっても、「カットしてみろよ!」みたいな感じです)。
結果、2点差くらいで勝ったのですが、このときが、ミニバス生活で一番うれしかった瞬間でした。
優勝候補を倒した、チームみんなで頑張ったし、ミッションもこなせたって。
その後、隣の小学校と対戦し、相手がオールコート3-1-1をしかけてきて、攻めれてなかったときに、コーチが対策を教えてくれて、それが見事に効いて勝ち、東北大会出場権を得ることができました。
厳しい練習に耐えるだけの価値がある。
子供ながら、本能的にそう感じたと思います。
それから、厳しい練習に臨む意気込みも「いやだなー」から「よっしゃやってやる!」に変わりましたし、いいプレイをするとコーチがほめてくれたり、シュートを決めたらガッツポーズをしてくれたり、それがめっちゃ嬉しかったし、コーチにどうすればうまくなるか質問するようにもなりました。
ちなみに、うちのチームは「ノート」を個々人で所有していて、練習や試合後、家についてから、その日の反省や感想、コーチや監督に聞きたいことや要望を書き、次の練習で提出していました。
その次の練習で、彼らがコメントを加えてノートを返してくれます。
口では直接言えなかったり、今思っていることをノートにかいて提出することで、監督やコーチも自分たちがどう思っているのかがわかるし、時間がなくて言えなかったこともコーチや監督はノートを通じて言うことができます。
これ、けっこういいシステムだと思うので、ミニバスを指導している人やこれからしようとする人は、やってみてはいかがでしょうか?
話は戻りますが、運命の皮肉か、全国大会をかけた冬の県大会、準々決勝の相手は志村君率いるチームでした。
結果、2点差で負けてしまい、僕らはそこで終わってしまいました。
何年かして、コーチが大学を卒業するときに、ミニバスのみんなが集まって食事会を開いたとき、コーチは
「おまえのシュートは、チームの流れを変えれる。だから勝負所で何度も助けられた」
と僕に言ってくれました。この言葉は、今の僕の自信にも繋がっています。
なんで変えれるかは分からないけど、そういうもんで、もしかしたらセンスだったのかもしれない。
うちのチームの練習は、基礎がほとんど。自分でいうのも変ですが、今思えば、僕がここまでこれたのも、ミニバスで基礎をみっちり練習してきたこと、厳しい練習に耐えてきた自信、これらの影響が強いと思います。
つらさの中や延長上に楽しさ、嬉しさがあるということをなんとなくだけど学び取ったのは、ミニバスを通じてでした。
コーチは厳しかったけど、尊敬できる人で、今でも感謝し続けています。
たまにノートを見返し、アドバイスを頂いたりしています。
===========================================
めぞん一刻が実写版で出てくるらしく、ヒロインが伊東美咲らしいですね!
しかも、男主役の五代裕作役は一般オーディションから選出のこと!!
どうしよう!!応募してみようかな!!!なんてね。
今日、船で仙台を離れ、札幌に戻ります。それでは。
PR
この記事にコメントする
無題
■大切なノートだね〜
魂のこもっているノートって本当に宝物だよね。単なるcommunicationのツールじゃなくて、そこには感情がこもってるんだろなぁ。きっとこれからも困ったときの道標になってsakuを助けてくれるんだろうね!!そうそう、blogをはじめました。まぁお暇なときは見に来てくださいな。
http
魂のこもっているノートって本当に宝物だよね。単なるcommunicationのツールじゃなくて、そこには感情がこもってるんだろなぁ。きっとこれからも困ったときの道標になってsakuを助けてくれるんだろうね!!そうそう、blogをはじめました。まぁお暇なときは見に来てくださいな。
http
無題
■思い出は深く
良い思い出ですね!このときの経験も、sakuの一部(土台)を作ったのですね。つらくても、達成感があったりすると思い出深く残りますよね。ミニバスやってた人ってすごいと思う。小学生であんなきつい世界で頑張ってきてるんだものね。志村くん!身長はなくても、努力と、心とガッツで出来ることを教えてくれますよね。柏倉くんとか田臥くんもそうですね。また良い思い出聞かせてくださいね。
良い思い出ですね!このときの経験も、sakuの一部(土台)を作ったのですね。つらくても、達成感があったりすると思い出深く残りますよね。ミニバスやってた人ってすごいと思う。小学生であんなきつい世界で頑張ってきてるんだものね。志村くん!身長はなくても、努力と、心とガッツで出来ることを教えてくれますよね。柏倉くんとか田臥くんもそうですね。また良い思い出聞かせてくださいね。
無題
■>Koheiさん
コメントありがとうございます!ノートって自分の字で書かれていて、なんかやっぱ魂こもっているみたいですね!論旨展開ぐちゃぐちゃで、さらに漢字も間違いだらけですけど、伝えたかった気持ちは読み取れます。コーチもそれを汲み取ってコメントしてくれていました。初心わするるべからず、ですね。blogはじめたのですね!さっそく遊びにいってみます!!
http
コメントありがとうございます!ノートって自分の字で書かれていて、なんかやっぱ魂こもっているみたいですね!論旨展開ぐちゃぐちゃで、さらに漢字も間違いだらけですけど、伝えたかった気持ちは読み取れます。コーチもそれを汲み取ってコメントしてくれていました。初心わするるべからず、ですね。blogはじめたのですね!さっそく遊びにいってみます!!
http
プロフィール
HN:
saku
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
旅、バスケット
自己紹介:
sakuです。2007年4月より、社会人になりました。
御指導御鞭撻のほど。。。
★Picture
・solo trip to Yangon
・solo trip to Bagan
・solo trip to Bangkok
・solo trip to Ayutthaya
・solo trip to Chiang Mai
・solo trip to Luang Phabang
・solo trip to Vientiane
・solo trip to San Francisco
・solo trip to New York
★E-mail
御指導御鞭撻のほど。。。
★Picture
・solo trip to Yangon
・solo trip to Bagan
・solo trip to Bangkok
・solo trip to Ayutthaya
・solo trip to Chiang Mai
・solo trip to Luang Phabang
・solo trip to Vientiane
・solo trip to San Francisco
・solo trip to New York
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[04/12 さりんこ]
[11/09 megu]
[10/28 しのぶ]
[06/29 megu](返信済)
[06/05 hiro](返信済)
[06/05 hiro](返信済)
[04/28 kano](返信済)
[04/29 meg](返信済)
[04/20 meg](返信済)
[02/21 ★☆★](返信済)
アーカイブ
最新記事
(09/24)
(09/23)
(09/22)
(07/25)
(04/12)
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析